あらすじ
古代ローマ。有能なライオン飼育係の奴隷少女レオノーラは、唯一の家族とも言えるライオン「マックス」が富豪ペトルスに売られてしまったことにショックを受ける。ペトルスは不注意でグラスを割ってしまった奴隷に腹を立て、猛獣刑(ライオンに食わせる死刑)にしてしまうという彼の異常を悟り、家族であるマックスを守り抜くと決意する。
著者
モクタン・アンジェロ
ブラジル出身。14歳のとき日本の漫画に感銘を受け漫画家を志す。漫画と日本語を勉強し、2007年、東京造形大学大学院に日本政府国費留学生として留学。卒業後、IT企業に5年間勤務。その間、『Akazukin-chan』をはじめ、昔話を現代東京にアレンジしたシリーズで漫画家デビュー。2015年に独立し、「東京国際ブックフェア」開会式で漫画家代表を務める。ビジネス誌「President Next」 で『マイ禅ダイアリー』、「nippon.com」で『禅の言葉に耳を傾ける』を連載。その他にも「COMICジンガイ」でローマ帝国の哲学者のセネカの『怒りについて』を基にした『レオノーラの猛獣刑』を連載するなど、東西思想に熱心な漫画家としても活躍中。作品は6か国語で出版されている。
試し読み
Amazonで購入
<
なんといってもイラストがカッコイイ!白と黒のはっきりとしたコントラストのあるイラストが私好みで、絵を見ているだけでも楽しめる。内容も続きが気になります!
ゴロゴロして食べてるのが、静粛なのかな?? 笑
猛獣刑を止めてくれるのは誰か気になる!!
ちょっと待ってー!!
超良いところで切らないで〜!
続きがメチャメチャ気になる(笑)
この漫画は新感覚アートマンガですな。
ストーリーも面白いし、続きを読むぜ!
ライオンの前に連れて行かれて、この先どうなるのか!
あー 気になるっ
とても面白そうです!古代ローマの設定と絵柄がマッチしていて見ていて楽しめます。続きを楽しみにしています!
トーンが使われない、白黒の斬新な表現に惹き込まれます…続きが気になる!
その名の通り、黒それも漆黒を大胆に使う作風のモクタン・アンジェロ。彼はブラジル生まれではあるが、そのへんの日本人よりよほど東洋思想に造詣が深く、近年は仕事として作品も含め、禅の思想にさらに深く静かに入り込んでいる。一方、アンジェロの名の通り、ギリシア=ローマ世界、そして、キリスト教の信仰が彼のルーツでありベースになっていることも事実であろう。その彼が、ローマ期の哲人、ストア派のセネカ「怒りについて」を題材に選んだ。これはきっと何か彼なりの目論見があってのことだろう。漫画という枠組みにとどまらないサムシングが期待できそうだ。続きが楽しみである。
シンプルな作画の中に奥深さがあって、語られていないことを想像させます。思わずたちどまり、じっと見つめてしまう。見る人に様々なことを考えさせる、哲学的な作品だと思います。どうなってしまうのか、続きが気になる!
ストーリーは面白くて、続きを楽しみにしています!
メリハリがついた大胆な黒の画面がかっこいいです。話はまだまだここからという感じですが、表紙の女性はどう猛獣刑にかかわるのか、男とその息子の生死は…!?気になります(*^^*)
ブラジル出身の期待の漫画家、モクタン・アンジェロの新作。奴隷少女のレオノーラが、飼育しているライオンのマックスを守る為に共に行動する話。テーマが深く絵も綺麗で、今後の展開が凄く楽しみです。(^o^)/
Mokutan Angelo is an artist with firm foundations in philosophy, so he is primarily concerned with universal themes – with issues that affect the mankind as a whole. This is why japanese readers can enjoy his work. He has already mastered a high-contrast drawing style, which only contributes to the direct delivery of his message. I look forward to the continuation of this story. おめでとうございます。
「開かないんですけど」
の所は、ギャグだと思っていいんだろうか?
文化の違いで、こちらが細かいニュアンスを読み落としてしまってる部分が結構ありそう。
『レオノーラの猛獣刑』1話、2話読みました。古代ローマを舞台に、奴隷少女レオノーラが、家族同然に育ててきたライオン・マックスを追って、悪辣な大商人ペトルスの屋敷に赴き様々な悪意や試練を知恵・勇気・愛で切り抜ける寓話を思わせる物語。やはり画面の黒と白のコントラストが鮮やかで、その世界に引き込まれました。主人公レオノーラの受難はまだ続きそうですが、彼女の不屈の精神で乗り越える様を見たい、よって物語の続きを楽しみにしてます!
ブラジル出身の漫画家の作品は初見でしたが、アンジェロさんの語り口は良い意味で普遍的。どうやら哲学者セネカの作品が下敷きになっているとのことですが、難解さは感じられず、それらは十分に消化された上で、本作に活かされている印象です
早く続きが読みたいなー。
レオノーラとマックスの今後の運命はいかに。
版画風の絵のタッチが最高!
緊張感が伝わってきます。
独特な雰囲気の絵がすごく作品ともマッチしていて素晴らしいです。ストーリーも今までに読んだことのないような展開で、どういう風な展開にしていくのか楽しみです。
『レオノーラの猛獣刑』第4話、フィロの裏切りに気付き、怒りに燃えるレオノーラ。彼女は愛虎マックスにある訓練をほどこし、準備を進める。その先にあるのは復讐か、それとも別の目的があるのか?彼女は、善なる人間に留まるのか、それとも感情に身を任せ闇に飲み込まれるのか?第5話の続編が楽しみです!