書籍詳細
宿命の婚姻 〜花嫁は褥で愛される
みずかねりょう / イラスト
ISBNコード | 978-4-86457-080-0 |
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サイズ | 文庫本 |
定価 | 641円(税込) |
発売日 | 2014/08/18 |
発売 | ジュリアンパブリッシング |
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内容紹介
アルバイト先のホテルで行われた受賞パーティで、笠置ゆうはある男と出会う。目が合った瞬間、心を奪われ、衝撃が全身を駆け抜けた——。数日後、笠置家の末裔として、鷹司家の次期当主である柾啓の「花嫁」を選ぶためのお茶会という名の見合いに招待されたゆう。そして、そこに鎮座するのは、ホテルで出会った男だった。花嫁として迎えられたゆうは、惹かれる気持ちが止められず、柾啓の熱い指に翻弄される。躰の相性は合うも、柾啓の態度はつれなくて……!? 至福のオール書下ろし。
人物紹介
笠置 ゆう(かさぎ ゆう)
天涯孤独の中、アルバイトで生活している24歳。
笠置家の末裔として鷹司家次期当主に「娶られる」ことになる!?
鷹司 柾啓(たかつかさ まさのぶ)
資産家である鷹司家の次期当主。
安定だと思われた鷹司家の運気が下がり、事業が傾き始める。
仕方なく笠置の者を娶ることにしたが……。
立ち読み
真面目に今後のことを考えるつもりだったのに、非現実的な体験のせいですっかり疲れてしまったらしく、寮に戻ると一気に眠気が襲ってきた。
ん……、なんか気持ちいい。
寝惚けているのか、なんだか身体が熱い。
「あ……」
唇を塞がれて、俺は焦った。
舌が入ってきて、俺の中を舐めまわして舌を捉える。
「んっ…」
なに、こんな気持ちいいキス、初めてだ。
俺を煽るように、舌を吸う。
ふと気付くと、俺は下半身を大きく開かされていた。
勃起した俺のものを、さっきの舌が舐め回している。
「は、あっ……」
なにこれ…。やばいよ……。
むちゃくちゃ気持ちよくて、俺は必死で喘いでいた。
口に含まれて、唇できつく締め付けられる。見事なディープスロートに俺は翻弄された。
ふと、俺のものを咥えている人物と目が合う。
「え……」
その鋭い目は、さっき会ったばかりの……。
その目が、僅かに細められて、俺を咥えたまま微笑した。
やば……。
俺は咥えられたまま、白濁したものを迸らせた。
『…濃いな』
男はそう云うと、白く濡れた唇をべろりと舐める。
「あ……」
逝ったばかりなのに、俺のものはびくりと持ち上がる。
『…元気だな』
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