書籍詳細
転生侯爵令嬢はS系教師に恋をする。2
ISBNコード | 978-4-86669-058-2 |
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定価 | 1,320円(税込) |
発売日 | 2017/12/26 |
ジャンル | フェアリーキスピンク |
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電子配信書店
内容紹介
立ち読み
エステルがレアンドロの屋敷から帰って——しばらくは、いつもの日常が続いていた。
毎日ルクレツィアと一緒に授業を受けて、放課後はレアンドロのレッスンを受ける、もしくは図書館や王宮で石碑の件について調べる。
石碑の件については、今のところ成果と言えるようなものは挙げられなかったが、レアンドロと一緒に行動できる言い訳になることもあって、エステルは積極的に調査に参加していた。
「今日は森林公園の方に足を伸ばしてみようかなあ」
学園に向かって歩きながらエステルは考えた。周りには同じように登校する生徒の姿がちらほら見える。
まだ朝も早い。授業が始まるまで、のんびりしたり自主練をしたり。各自好きなように過ごすのだろう。
ルクレツィアは一緒ではなかった。先ほど、寝坊してしまったルクレツィアは、エステルに後でキールと共に行くから先に行って欲しいと言ってきたのだ。待つと告げたのだが、遅刻しても困るからと言われ、こうして先に出てきたというわけだった。
『あんなところまで放課後に行くのか? 危なくないか?』
今日の放課後の予定を口にしたエステルに、隣を歩いていたケルベロスが懸念を示した。それにエステルは笑顔で答える。
「レアンドロも一緒だし、それにケルベロスもいるでしょ。大丈夫よ」
『あの男は知らないが、俺たちは主を守るぞ! いや、むしろ俺たちだけで十分なはずだ!』
任せろとばかりにケルベロスはキラキラとした瞳でエステルを見上げてきた。普通の犬と違って、話のできる契約獣であるせいか、時折人間のような感情表現を見せてくる。
エステルはケルベロスの頭を撫でながら、言い聞かせるように口を開いた。
「あなたのレアンドロ嫌いも大概よね。仲良くしてくれると嬉しいんだけど」
『主の頼みでもそれは無理だぞ! だってあいつは主を俺たちから奪おうとするんだ。大嫌いだ』
「……そう」
似たようなことを少し前、レアンドロも言っていたような気がする。
ケルベロスは四六時中エステルと一緒にいるから、腹が立つとかなんとか。
それを聞いて嬉しかったことを思い出しつつ、結局二人は似ているのかもしれないと思った。だが、もしそれを口にしたら、レアンドロにどんな目に遭わされるか分かったものではない。
エッチな意地悪は嫌いではないけれど、本気で虐められるのは勘弁してもらいたいとエステルは思う。もともと本性がドSなレアンドロは、効果的に相手を抉るのが実に得意なのだ。そういうレアンドロの姿にもときめいてしまうエステルなのだけれど、婚約者として甘く接してくれるようになってからは、やはりそちらの方が幸せで嬉しかった。
「後でレアンドロに放課後の話をして——」
一緒に森林公園へ行ってくれるだろうか。ちょっとしたデート気分だなと笑っていると、突然ケルベロスが焦ったように叫んだ。
『危ないっ!』
「え……きゃっ!」
最後まで言葉を紡げなかった。声とほぼ同時に、思い切り何かに身体を強く押されたからだ。
不意を突かれた格好となったエステルは、悲鳴を上げ、地面に倒れた。
「いた……いたた……」
足と、とっさについた両手がじんじんする。どこか痛めてしまったかもしれないと思いつつ、エステルを押した犯人であるケルベロスに目を向けると、彼は三つ首の魔獣である本性をさらして、低いうなり声を上げていた。
いきなり現れた、見たことのない魔獣の姿に、周りから悲鳴が上がる。
「う、うわ……な、なんだ?」
「ば、化け物……」
ケルベロスの正体を知らなかった生徒たちが嫌悪を露わにする。だがケルベロスは生徒たちには目もくれず、すぐ近くの建物の上の方を、鋭い目で睨みつけていた。
「ケ、ケルベロス。どうしたの?」
契約を交わしている召喚獣は基本的に主を傷つけることができない。それなのに今エステルがこうなっているということは、何かが起こっている、緊急事態が発生したのだとしか考えられなかった。
『主。足下を見ろ』
「え? ……あ」
尻餅をついたままケルベロスの視線を追うと、エステルがさっきまでいた場所には、割れた植木鉢の破片が散らばっていた。
『あれが、上から落ちてきたんだ』
「う、上から!? 危ないじゃない」
冷静に告げるケルベロスに、エステルは目を丸くして言った。
植木鉢が落ちてきた。もし当たっていれば、下手をすれば怪我だけでは済まなかったかもしれない。
ぞっとしつつ、エステルはケルベロスに礼を言った。
「あ、ありがとう……」
「朝から騒がしいですね。何かありましたか?」
恐怖に身体を震わせていると、ちょうど出勤してきたところだったのだろう。生徒たちの様子がおかしいことを不審に思ったレアンドロが急ぎ足でやってきた。
人の輪の中心でぺたりと座り込むエステルに気づくと、血相を変える。
「どうしたのです!?」
「レ、レアンドロ……」
割れた植木鉢と本性を現したケルベロスの姿。そして震えるエステルを見て、レアンドロは状況を察したのか、更に表情を強ばらせた。
エステルの側に膝をつき、ケルベロスに向かって鋭く命令する。
「状況を説明しなさい。これは……誰かが故意に落としたのですか?」
いつもならレアンドロの言うことなど絶対に聞かないケルベロスだが、この時ばかりは素直に答えた。
『分からん。俺たちが気づいて上を見た時には誰もいなかった。だが……あまりにも不自然だった。まるで主を狙っているかのような明確な悪意を感じた』
悪意、という言葉に、レアンドロはぴくりと眉を動かした。
「なるほど……それであなたはその姿になったというわけですね。……分かりました」
頷き、レアンドロは立ち上がると、遠巻きにエステルを見ていた生徒たちに向かって言った。
「驚いたかもしれませんが、この三つ首の魔獣は、ラヴィアータ嬢の契約獣です。普段は犬に擬態していますが本性はこちらです。契約獣ですので危険はありません。さあ、分かったら。皆、さっさと登校してしまいなさい」
教師であるレアンドロに言われては、嫌だとは言えない。野次馬根性はあっても、基本的には貴族が多いのだ。目上の——特に高位の爵位を持つ人間には素直に従う傾向がある。
皆、気にしつつもおとなしくレアンドロの言うことを聞き、登校していった。
それを確認し、レアンドロはエステルに言った。
「とりあえず、医務室で治療をしましょう。魔法を使って治療するにしても、患部を確認しなければなりませんから」
「大丈夫です。多分、少しすりむいてしまっただけだと思います。このまま授業に参加できます」
擦り傷と、後は打撲だろうか。授業を受けるのに支障はない。そう思ったのだが、レアンドロは許さなかった。
「駄目です」
「で、でも……」
「婚約者が怪我をして、それで放っておけるような男は男ではありません。エステル、あなたは私の花嫁になる女性なのですよ。その身体はあなただけのものではない。もっと惜しんでもらわなければ困ります」
『そいつの言うことには色々ツッコミを入れたくなるけど、俺たちも同意見だぞ! 主、ちゃんと怪我は治した方が良い!』
「エステルが怪我をしたのは、あなたの助け方が中途半端だったからですけどね。私なら怪我などさせません」
そう言い切り、ケルベロスを睨んだレアンドロだったが、ケルベロスも黙ってはいなかった。
『仕方ないだろ! 急だったんだから。反応できただけましだと思ってくれ!』
「やれやれ、これだから畜生は困るんですよ』
はっとレアンドロに嘲笑され、ケルベロスはいきり立った。
『いちいち腹立つ男だな! 分かった! これからは主に絶対怪我なんてさせない! 俺たちのプライドに賭けて、怪我などさせるものか!』
売り言葉に買い言葉。レアンドロのネチネチした言い方に切れたケルベロスは、反射的にそう宣言した。途端レアンドロはニヤリと笑う。
「ええ、お願いしますよ。頼りにしています。……まさか、男に二言はありませんよね」
『あっ……お前……くそっ、まあいいけどよ。性格悪いぞ!』
今の言葉をケルベロスから引き出したかっただけだと気づき、ケルベロスは悔しそうな顔をしたが、レアンドロは薄く笑っただけだった。
「私の性格が良いなんて、誰が言いましたか? もちろん自覚はありますよ。ですから、それを存分に利用しています。あなたのような単純な獣は引っかかりやすくて大変結構です」
告げられた言葉に、ケルベロスは思い切り激昂した。
『最悪だ! 主、主は本当にこいつでいいのか! 今なら間に合う。考え直した方がいいぞ!』
「何を言っているんですか、この馬鹿。エステルは私の妻となることが決定しているんです。今更婚約破棄なんてさせません」
『ふふん。主に捨てられてしまえばいいんだ』
あざ笑うケルベロスを、レアンドロは憎々しげに睨んだ。
「本当に、腹が立ちますね。エステルは私に惚れきっているのだからそんなこと起こるわけがないでしょう」
(本当は仲、良いんじゃないのかなあ)
二人の終わりの見えないやりとりを眺めながら、エステルはぽりぽりと?を?いた。それから小さく口を開く。
「ええと。それで、私はどうすれば……」
『医務室だ!』
「医務室です」
「あ……ハイ」
やっぱり仲が良いような気がする。
結局二人に押し切られる形となったエステルは、医務室へと連行された。
「……誰もいませんね」
朝が早かったせいか、養護教諭はまだ出勤していなかった。レアンドロは舌打ちをすると、エステルに近くにあった椅子に座るよう指示した。
「仕方ありません。待っている時間が惜しい。私が治しますから痛むところを見せて下さい」
「は、はい……」
掌を少しすりむいていただけで、打撲にもなっていなかったのだが、レアンドロは眉を寄せ、丁寧に回復魔法をかけてくれた。
「回復魔法にはあまり自信はないのですが……」
「そうなんですか? 適性を持っているだけでもすごいと思いますが」
傷は綺麗に治っていた。だがレアンドロは難しい顔で「いいえ」と否定する。
「こと回復魔法に関しては、私などよりよほどすごい方を知っていますからね。魔法学園に在籍していた時でさえ、すでに上級魔法をマスターしていました。あの方に比べたら、私などとても」
「治癒系の上級魔法をですか? それはすごいですね!」
回復魔法は、適性を持つ者がそもそも非常に少なく、使えても今のレアンドロのように簡単な傷を治すくらいしかできないことの方が多いのだ。そのくせ魔力をかなり消費する。酷く使い勝手の悪い魔法だった。
だが上級魔法になると話は変わってくる。かなりの大怪我も癒やせるし、何より卒業後の就職は引く手あまただ。噂によると、魔法師団への推薦もあるらしい。
「へえ、すごい方もいらっしゃるんですね」
ひたすら感心していると、レアンドロも同意した。
「ええ。あれを知っていると、とてもではないけれど、回復魔法が使えるなどとは言えませんよ」
「その方は? 卒業後はどうなさったんですか? もしかして魔法師団へ入団なさったとか?」
純粋な興味からだったのだが、レアンドロからは苦笑が返ってきた。
「卒業と同時に結婚して隣国へ行きました。あなたも知っている人ですよ。ルシウス殿下の正妃。アリシア妃殿下です」
「ええ!?」
レアンドロから告げられた真実に驚いたが、よくよく考えてみればアリシアが魔法学園に通っていたのは、キミセカでは既定路線だ。特におかしなところはない。
レジェス・オラーノ。
そう名前を変え、男装して魔法学園に入学した彼女は、そのまま男装を貫き通し、見事卒業までしてのけたのだ。
アリシアはフロレンティーノ神聖王国の王族。この国の王族は皆、回復魔法に特に高い適性を有している。上級魔法を早い段階から使えるというのも、納得できる話だった。
実際、エステバン王国に嫁いできたアリシアは、頻繁に医療機関に出入りし、回復魔法を使って患者を治療している。そのこともあって、アリシアは民にかなり人気の王太子妃となっているのだ。
「彼女は男装して学園に在籍していました。あなただから話しましたが、このことは内密にしておいて下さい」
「は、はい、もちろんです」
知っていましたなどとは当然言えない。頷き、母国にいるアリシアのことを思い出しながらエステルは口を開いた。
「でも、アリシア妃殿下なら納得です。今もエステバンでご活躍されていますよ」
「そうでしょうね」
話を終わらせ、レアンドロは言った。
「傷は治しましたが、一応、今日は無理をしないように。分かりましたね?」
「はい」
「あなたの担当教員には連絡して事情を説明しておきました。安心して教室に行きなさい」
「ありがとうございます」
無断で遅刻したと思われるのは避けたかったので、レアンドロの気遣いは有り難かった。
レアンドロとその場で別れ、ケルベロスを連れたエステルは教室へと向かう。
休み時間なら入りやすかったのだが、今は授業中だ。目立つのを覚悟して、エステルは教室へそろりと入った。
◇ ◇ ◇
「んっ……」
レアンドロから望まれている。それを深く実感したエステルは、全身の力を抜き、全てをレアンドロに委ねた。どうしてくれても構わない。
レアンドロにしてもらえることならなんでも嬉しいとエステルは本気で思っていた。
「ああ、本当にこの制服は邪魔ですね」
制服のマントと上着のジャケットを脱がせ、レアンドロはもどかしそうに呟いた。
魔法学園の制服はワンピースにジャケット、その上に学生であることを示すマントという重装備だ。
レアンドロに協力して服を脱ぎながら、エステルもレアンドロの首に巻かれたタイに手を伸ばした。エステルの意図を汲み、レアンドロが少し屈んでくれる。タイを解き、抜き取ると、呼吸が楽になるのか、彼はふうと息を吐いた。その表情が壮絶に色っぽい。
(レアンドロ、素敵)
エステルがほうと見惚れていると、レアンドロは自らベストのボタンを外し、ロングジャケットと共にベッドの脇に脱ぎ捨てた。そうしながらもエステルの制服を脱がせる手は止まらない。
「レアンドロ……」
互いに一糸纏わぬ姿になる。レアンドロが再びエステルにのし掛かってきた。熱く心地よい体温を感じ、エステルは甘い息を零す。
「ん……好き、です」
大好きな人の熱い肌の感触。まだ汗をかいていないので、背中に両手を回すと、さらりと滑るような触り心地がたとえようもなく気持ち良く感じた。レアンドロを抱きしめ、首のあたりに顔を埋めたエステルは、ちゅっと目の前にあった、綺麗な鎖骨に口づけた。
「こら、エステル」
触れるだけの口づけにレアンドロはくすぐったそうに肩を揺らす。咎めている言葉なのに、その声は酷く甘い。
「先生と呼んだあなたに仕置きをするのは私でしょう?」
「はい……」
そっと首を縦に振ると、レアンドロはエステルの胸に手を這わせた。
「んっ……」
乳首にレアンドロの指の先がかすかに触れ、ピクリと身体が揺れる。
乳房全体を撫でながら、レアンドロはエステルの首筋に強く吸いついた。
髪の毛でなんとか隠れるかどうかというきわどい場所。いつもなら止めて欲しいと言っただろうが、今日に限っては何も言わなかった。レアンドロに彼のものだという印をつけられることがとても嬉しかったからだ。
(場所なんてどこでもいい。私はレアンドロのもの……)
レアンドロに抱かれなくて、寂しかった。もちろんそれは、レアンドロの意思ではなく——エステルの父親とレンの意向に彼が沿ってくれたからという理由なのだが、それでもやはりエステルは寂しかったのだ。
好きな人と触れ合えないのは悲しいし、切ない。特に肌を重ね合うことで感じる幸せをエステルは知ってしまった。知らなかったのなら我慢できても、知ってしまったエステルはもう、それなしではいられない。
「レアンドロ……レアンドロ……」
彼が愛おしくて仕方ない。エステルのレアンドロを呼ぶ声はどこまでも甘く、まるで彼を誘惑するかのようだった。
レアンドロの唇が少しずつ、下りていく。乳房を撫でていた手がその先端を、意思を持ってくすぐり始めた。首、喉、鎖骨、そして胸。レアンドロは、細かいキスを繰り返していく。
「んっ……あんっ」
弄られていない方の胸を舐められ、エステルは思わず声を上げた。そのままレアンドロは強く乳首を吸い上げる。何度も扱くように吸われると、身体の奥が熱くなる。熱は蜜となってエステルの知らない内に膣道をいやらしくぬめらせていた。
「ふぁん……やんっ。そんな……何度も吸っちゃ……」
キュウと強めに吸い上げられると、乳首がジンジンと痺れる。同時に膣奥から新たにあふれた愛蜜が、とろりと蜜口まで流れ出してきた。
愛しい雄が欲しいというどうにもならない身体の疼き。それが、レアンドロに胸を弄られる度に湧き上がり、欲求が抑えきれない。
「はあ……ああっ……ああんっ」
きゅっともう片方の胸の先を二本の指で摘ままれた。痛みと快感がごちゃ混ぜになったような感覚に、エステルはたまらず身体をよじらせる。
「胸を弄られただけでこの反応。よっぽど飢えていたみたいですね」
そう言って顔を上げたレアンドロの表情は、艶めかしく、その唇は唾液で怪しく濡れていた。
「ほら、ここももう、こんなにも濡れている」
レアンドロが片手を足の間に伸ばす。蜜口に人差し指が触れ、水音が鳴った。思わず両手で顔を覆う。
「やっ……もう……」
「恥ずかしがる必要はありませんよ。私が欲しくて濡らしているんでしょう? 男冥利に尽きますね」
「ひぁっ」
指が確かめるように陰唇の形をなぞる。優しく触れられ、腰が揺れた。
「びっしょり濡れて、もうトロトロになっていますね。ここもこんなに膨らませて。……いやらしい」
「んっ!」
自己主張を始めた小さな陰核に爪の先で触れられ、エステルはビクンと身体を跳ねさせた。強烈な刺激に、蜜がまたドロリと零れ落ちてくる。
蜜口を弄っていたレアンドロが気づかないはずがなかった。
「おやおや、少し触っただけなのに、そんなに気持ち良かったですか?」
「あっあっあっ……」
クリクリと指の腹で陰核を転がされると、甘い声しか上がらない。痺れるような快感が次から次へと湧き上がり、エステルの頭の中を白く染め上げていった。
「ああ、あなたは相変わらず可愛らしい反応をしてくれますね」
陰核を弄っていた手を止め、代わりにレアンドロはエステルの足を大きく広げさせた。
「あなたにとってはご褒美にしかならないでしょうが……もっと気持ち良くしてあげます」
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