書籍詳細
王子殿下の花嫁 〜貧乏お嬢様の甘いちゃ新婚生活〜
ISBNコード | 978-4-908757-31-0 |
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サイズ | 文庫 |
定価 | 671円(税込) |
発売日 | 2016/09/16 |
レーベル | ロイヤルキス |
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内容紹介
人物紹介
ステファニー
伯爵家令嬢ながらも縫い物が大好き。
仮面舞踏会で丁寧な刺繍を施した仮装の男性と急接近!?
アレクシス
ミルクール国の王子殿下。
仮面舞踏会で、ステファニーを見初めるが…。
立ち読み
「きゃっ」
ヒリヒリするような刺激に襲われて、声をあげて悶えてしまう。
「あぁっ、……は……、はぁ……んっ……」
アレクシスは、優しい手つきで秘裂を割り、女陰の中に隠れている花びらをひらひらさせてから、秘口に指を入れた。
「きゃっ」
痛くはなかったが、自分でもよくわかってないところに入りこんだものに驚いてしまう。膣に入った指は、ぐるっと回したあとで引き抜かれた。
——これは、そのう……つまり……。
ドレス工房に入り浸っていたとき、お針子が話しているのを聞いたことがある。初体験は痛いのだそうだ。
——やだ。怖い。
未知の恐怖と苦痛の予感に目を閉じて身体を硬くしていたら、与えられたのは甘いキス。フッと秘部に息がかかり、秘芽をぺろっと舐められた。
「んっ……んんんっ……あぁっ、あっ、はぁ……っ。だめ、もったいない! あぁっ、やめて……」
恥ずかしさと困惑と恐縮で、思わず下肢を閉じたところ、内腿でアレクシスの頭を挟んでしまい、あわてて膝を開いた。
まるでもっと舐めて、とばかりの態度になり、恥ずかしさがつのった。どうしていいかわからない。シーツをつかんで悶えるばかりだ。
秘部へのキスは甘く心地良く、ふんわりといい気持ちになっていく。
舌の柔らかくて硬い感触が、熱くて熱くてとろけそうだ。
「ああ……んっ……んっ、んんっ……は……ぁっ」
意識がふわふわしてあいまいになってきた。アレクシスの舌先が秘芽を前後左右に弾くたび、ゾクゾクするような快感がしのびあがる。
身体の奥から熱い蜜液が湧きだして、ぺちゃぺちゃと音が鳴るのも恥ずかしい。ステファニーは、白い肌をピンクに染めてあえいだ。
恥ずかしい、もったいない、申し訳ない。なのにとても気持ちがいい。
もっとしてほしい気分になる。
王子殿下がチュッと秘芽を吸いあげたとき、ビリビリする快感が頭蓋の内側でヒリッと弾けた。
「あぁああっ」
フッと意識があいまいになり、ぼんやりしていたら、そのあいまいな視界にアレクシスの綺麗な顔が近づいてきた。
花芯に、つるんとした硬いものが当たった。
「入れますよ。いいですね?」
よくわからないままにうなずくと、王弟殿下は優しげに笑った。
「ふふっ、ステファニーはかわいいね」
秘裂に押し当てられた熱い肉の楔は、入口を探すように動いていたが、秘口にずぶっと入った。
「きゃあっ」
処女膜で覆われた狭い入口を、ムリヤリに押し広げられる違和感と拡張感に悲鳴をあげる。
「うっ、狭い、な……」
アレクシスがうなる。
「くっ、くぅっ……うぅっ」
ステファニーは白い肌に汗の雫を纏いながらあえいだ。
処女膜が先端を押し返していたが、やがて、プツッと何かが弾ける気配がして、ひりっとした痛みが走り、ずぶずぶと彼の身体のある部分が奥に沈んだ。
「あっ……あぁああっ……あぁっ」
みっしりと合わさった狭い襞を掻き分けて、灼熱の陽根が押し入ってくる。
やがて先端は、最奥に到達して侵入が止まった。
お腹の奥を押されて息苦しい。
「入ったよ。全部。君の中に……」
「はい」
身体の内側がいっぱいにされ、少しでも揺らすとあふれてしまいそうだった。
「痛いですか?」
「いいえ」
破瓜の瞬間は痛かったものの、全部入ってしまった今はなんともない。
それよりも大きいのは、ふたりの距離がゼロになった感慨だった。
しっかりと抱きしめられ、額をくっつけて話をする。
なんと幸せなのだろう。
「それはよかった」
アレクシスはゆっくりと腰を動かした。
「んっ……んんっ……んっ……あぁあ……っ」
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