書籍詳細
先生にペット志願! 調教は答え合わせのあとで
ISBNコード | 978-4-908757-36-5 |
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サイズ | 文庫 |
定価 | 713円(税込) |
発売日 | 2016/10/05 |
レーベル | チュールキス |
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内容紹介
人物紹介
山内真美
内気で大人しい性格の高校二年生。
密かに海保先生に憧れている。
海保透
真美のクラスの担任教師、25歳。
倫理政経を担当している。
立ち読み
「もっと恥ずかしくさせてやるよ」
海保は二の腕に置いていた手を、もう片方のブラのカップの中へと滑り込ませた。
「え、あ……せんせ……?」
真美は目を閉じたまま、口を開けて顎を上げた。
海保が、ブラの中にある手で円を描くように乳房をさすってくる。そうしながらも真美の眉間に口づけをくれた。
「ふ……うぅ」
あの下肢の奇妙な感覚が段々と熱を帯びてきて、それを冷やすかのように、脚のつけ根が濡れてきたのが自分でもわかる。
—やだ、よだれみたい……。
海保は両手でブラを下にずらした。その白く丸い乳房が白日のもとに晒される。部屋はレースのカーテンが閉められているだけだ。柔らかな明るい陽射しの中、その薄桃色の先端は、ふたつとも立ち上がっていた。
「淫乱な仔犬ちゃん」
そのしゃべり口調は、内容とは違って愛情がこもったものだった。
海保が背を丸めて、そのピンク色の先端をちろっと舐めてくる。
「あっ」
真美は恐る恐る薄目を開けて見下ろした。胸の上に海保の頭があり、乳首は彼の赤い舌に舐められ、もう片方の乳房は彼の大きな逞しい手に包まれている。
「や、うそ……あっ、またそんな……あぁ……んん」
真美は自ずと背を反らして喘いでいた。
—やだ、こんなの自分じゃないみたい。
なけなしの理性でそう思うが、躰のコントロールが利かないので、どうしようもない。
「俺のヴェリテはよく啼くね」
—俺の……?
その刹那、真美の全身を喜悦が貫き、脚を痙攣させた。
「まさかもう達ったんじゃないだろーな」
真美は答えることすらできない。はぁはぁと肩で息をするのみだ。
海保は上体を起こし、片手で背中のホックを外してブラをローテーブルに放った。
「あっ」
真美は咄嗟に背中を丸め、両腕を胸の上で交差させた。
海保はつまらなさそうな表情になり、真美の髪の毛をまとめていた黒ゴムを引っ張って外した。髪の毛がぱさりと肩にかかる。
「犬なんだから四つん這いになれよ」
「は……はい」
ソファーから下りて、床に四つん這いになって気づいた。もう胸を隠すことができない。それが目的だったのだと気づく。
海保が後ろに回って、真美のショーツを下げた。
「あ……!」
真美は臀部に湿ったものが触れたのを感じ、顔だけで振り向いた。
—うそ……信じられない……。
海保が彼女の白い双丘に口づけ、舐めていたのだ。彼の伏せた目から伸びる睫毛が長い。
「あぁ……ん、せんせぇ……」
「ヴェリテも女の子でね。だから首輪もピンクを選んだんだ」
真美は自分でも意外なことに、彼に所有されたような、彼の特別な犬になれたような幸福感が湧き上がってくるのを感じた。
「私も……ヴェリテちゃんになりたい」
—ヴェリテちゃんみたいに先生に愛されたい。
海保の大きく逞しい体躯が真美に覆いかぶさってきて、たわわに下がった真美の両乳房に手を伸ばしてくる。
「はぅん……」
真美が甘い声を上げて、背を弓なりにした。するとチェーンがしゃらんと音を立てる。
海保は背に何度もキスを落としながら、乳房の先端を手のひらで転がした。
「は……はふ……はぅん」
真美は、どんどん仰け反っていき、膝立ちとなった。膝にまとわりついていたショーツを、海保が片足ずつ外していく。
真美はフレンチブルドッグ同様に、正に首輪ひとつとなった。
「可愛いよ」
真美はその言葉にぶるりと震えた。悦びで震えることがあることを初めて知った。脚から力が抜け、海保の厚い胸板に寄りかかった。またチェーンが、しゃらんと鳴る。
彼の手が真美の下肢へと伸びていき、うっすらと生えた茂みの手前部分をいじってきた。そのしこりを刺激されるたびに、真美は腰をくねらせ、脚を蠢かせて全身で反応してしまう。
「あ……はん……ここ、なんでぇ……」
首を反らせると、そこには海保の顔。真美は口を半開きにして、じっと見入ってしまう。
—鼻、高い……。睫毛、長い……。
「またもの欲しそうにして……俺の仔犬ちゃん?」
海保がまた『俺の』と呼んでくれた。彼の言う通りだ。真美は彼が欲しくてたまらない。今は海保に触られて喘ぎ、蜜を垂らすことしかできない。
「こんなに濡らして……」
海保の指が、真美の太腿の間へと沈んでいく。蜜の根源に指先を入れて掻き出すかのように動かした。
「あ……あぁ!」と真美は更に口を大きく開けて、全身をびくびくとさせてしまう。
「聞こえるだろ?」
蜜が掻き出されるたびに立つ水音が耳に入ってきていた。真美は、その響きをいやらしく感じて首を振る。
「処女なのにこんなに敏感だなんてね?」と、海保が冷笑した。
あの温厚で優しい海保が、こんな酷薄な笑みを浮かべるのかと、真美は信じられない思いだが、それよりも、他の生徒には見せない顔を見せてくれたという優越感に身悶えしてしまう。
「仔犬ちゃん、もう立てないんだろ?」
海保は真美を横抱きにして立ち上がり、三人掛けのソファーに腰を下ろした。膝上に真美を横たわらせる。真美はソファーに両手を投げ出した。
真美の髪は広がり、瞳は潤み、口もとは緩んでいる。その表情は猛烈に色気があった。真美もまた学校では見せない、いや今までの人生で誰にも見せたことのない顔を海保に向けていたのだ。
海保の瞳に情欲が灯り、屈んで乳頭にかぶりついた。ちゅううと吸う。
「あ、せんせ……!」
海保が、ふたつのピンクの蕾を交互に口吸いしながらも、吸ってないほうの乳首を指でこりこりと捻ってくるものだから、たまらない。
「い……やぁ、な……にこれぇ」
「いやそうに見えないけど?」
「先生に触られるたびに、体中がぞわぞわざわざわするのぉ」
一瞬、海保の動きが止まった。
「……もっとそうさせてやる」
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