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エロティクス・ウエディング  〜皇帝は淫らに花嫁を飼育する〜

斎王ことり / 著
KRN / イラスト
ISBNコード 978-4-86457-046-6
サイズ 文庫本
ページ数 317ページ
定価 671円(税込)
発売日 2013/12/16
レーベル ロイヤルキス
発売 ジュリアンパブリッシング

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内容紹介

王女リティシアが姫巫女として参じた儀式は、契約者と呼ばれる仮面の男の陵辱を受けることだった??淫虐に耐えられず、リティシアは王宮を飛び出してしまう。俗世に降り、右も左もわからぬその時、傲岸不遜な青年・ラディアスに救われた。彼の城館で蕩けるような介抱を受けるリティシアだったが、彼は消えた花嫁の身代わりを探していると言いだして!?  与えられる愛撫に勘違いしてしまいそうになる??珠玉のエロティック・ラブロマンス?

人物紹介

リティシア・ルーン・ドラッド

皇国の王女であり最高の力をもつ姫巫女。
世間知らずな17歳。

ラディアス・シルヴァ

自称・大使館の護衛隊長。26歳。
飄々とした言葉でリティシアを振り回すけれど…?

立ち読み

「ひゃ……ぁ……うッ」
 指先が柔らかな肉襞に触れ、そして濡れた粘膜を冷気に晒す。それだけで、こらえていた蜜口が、ひくひくと蠢いて中から透明な蜜を溢れ出させる。
「ああ、こんなに……中から卑猥な蜜が流れてきたぞ。これは……どういうことかな」
「や……あ、見ないで……見ないで……」
 リティシアは嘆いた。
 自分でもそれが卑猥なものだと気づいてる。儀式のときの聖壇の上でもリティシアはあの男に触れられただけで、そこから蜜を漏らしたからだ。
「可愛いな。男を求めると流れる蜜だ。こうして濡れる。リティシア、どうした? ぐっしょりだ」
「や……もうや……もうそこから……指を離して……私には触らないで……ダメなの」
 自分は姫巫女だ。こんなふうに淫らに感じてはいけない。
「どうして? 花嫁の役目を務めてもらわなくては」
 ラディアスは言いながら、リティシアの開かれて拘束されている足の間に膝を詰めてくる。
 リティシアは内ももに触れる彼の身体の感覚に、あのときの恐怖と快楽の両方を思い出して必死にずり上がっていく。
「ああ、上がってもベッドにぶつかるだけだぞ。リティシア」
 太股に彼の指が滑り、撫でながら、自らに引き寄せていく。
「あ……」
 太股を撫でる指が、足の付け根に落ちてきて、恥丘を撫で、そして開かれているふっくらとした桃色の花弁を押し開いた。
 とろとろん、と熱を抱く蜜が自分の蜜壺から流れるのを感じて、リティシアは身を捩る。
 ラディアスは言葉もなく、淫唇の赤く染まってくるそこを押さえて、小さな淫芽がぴくぴくと微動するのを見つめている。
 そして指を奥に挿入しその小さな芽を弄った。
「ひゃ……んッ」
 そこがひるるっと微震しながらラディアスの指を感じている。
 彼の指はその雌芯を根本から掬い上げるようにして、先端を煽り、次にはそこを摘んで指の腹で捏ねてくる。
「あ……はぁ……ンッ、や……や……ッ……」
 リティシアは彼の指の中で捏ねられては迸る痺れのような快楽が全身に流れるのを感じて、腰を浮かす。ベッドから浮き上がるお尻が、そして淫唇が震えるのを見てラディアスは吐息を漏らした。
「可愛いな……おまえはやっぱりとても可愛い……だから……誰にも渡したくはない。誰であろうとも、俺のおまえに触れさえはしない」
 甘い声で囁きながらラディアスはその指で雌芯を押しつぶしては指先で捏ね、そうしては舌先で叩きつけるような行為をくり返す。そのたびにリティシアが喉を反らしながら、腰を浮かせ不自然に揺らめかすのを楽しそうに見つめている。
「もっと……感じろ。俺の花嫁。俺の指でおまえがそんなに媚態を晒すとは。嬉しい限りだな」
 ラディアスは、よほどあのギルスの拉致に腹を立てたのだろう。リティシアを自分のものとして触れていたぶることで、その憤りを晴らしているようだ。
 指を淫唇の秘裂に落として、指先に蜜を塗り込めながら、やおらぬるんと蕾の中に指先を沈めていく。
「あ……んぅッ、や……」
 小さな蕾に挿入される指を、拒絶するように蕾の縁がきゅっと絞る。
 だがこれはかえって彼の指を締め付けてしまって、前後に抜き差しされればいっそう乙女の敏感な肉体に痺れを与える。 
 くちゅりくちゅりと指が入り口を広げ、粘膜を開発していく。
「あ……や……いやあ」
 淫唇を開かれ、その中心に指を立てられている。その指が動くたび、小さな尖りが赤みを増しながら、擦られてどくどくと血の流れをまして、大きく膨れて立ち上がっていく。
 リティシアは身体をくねらせて、その危うい欲望の片鱗を隠そうとするが、縛られているせいでどうにもならない。
 ベッドの上で、魚のように撥ねることができるだけだ。
 それでもラディアスは足を押さえつけ、蜜の中に指をすべらせ、さらに奥に重ねた指先を挿入して内側をぐりりと撫でる。
「は……や……なに……や。やめなさい……そんな……こと……私に……触れては神様がお怒りになるわ」
「怒ればいい。俺はおまえを愛し繋がることのほうを選ぶ」
 冷ややかに囁きながら、ラディアスは新たに蜜を吹き出すそこにさらに指を何度も深く挿入し、蜜をベッドに滴らせていく。
 そして膝を緊張で硬くなるお尻の下に差し入れて、もう片手で白く浮き上がっている乳房を揉んだ。
 柔肌にくい込む濡れた指先。
 片手で淫芽を擦りながら、蜜壺を侵し続け、もう片手で、蜜を塗り込めながら硬い乳房を揉みしだいていく。
 秘裂の中を激しく擦られ、きゅっと膣が蠢いている。
 リティシアのそこがさらに濡れてベッドの上に蜜だまりができるようになると、ラディアスはおもむろにズボンをおろし、そこから男の象徴を露わにした。
 先端はすでに硬く欲望に満ちた変化を遂げている。
 生々しく盛った雄を見て、リティシアはわけのわからない恐怖に襲われる。
 あのときと同じ。あのときのように自分はワインで熱のある身体になっている。
 ラディアスは自分の身体を蕩かすように愛撫して、すでにリティシアの身体は受け入れを許すかのように濡れている。でも、自分は穢れてはいけない身体だ。
「触っちゃ……だめなの……お願い……」
 だが、ラディアスはリティシアの抵抗の声に耳を貸す気配はない。
 リティシアの白い足を覆い隠している裂かれたズボンを引き剥がすとそれをベッドから落とし、リティシアの白い乳房を舐め始める。
 濡れた舌先が尖らされて、乳首を突くように愛撫すれば、リティシアはひくひくと全身を卑猥な快楽で蠢かしていく。
 濡れた乳首は唇を離されればすぐに冷えて、きゅんと思いもかけないふうに尖らされる。
 敏感にされたそこを掌で転がされ、指先で摘まれれば、喘ぎがこらえきれないほど感じてしまう。
 乳輪を丸く舐められ、濡れたその乳房を激しく上下に揉まれていく。
 その舌が乳房をすべて舐め、口腔に乳首を収めては中で激しく舌先でいじめてくる。
 充血している雌芯のあたりにすでに屹立をして天を突くように育っている亀頭が撫でてくる。濡れた秘裂を、赤く硬くそそり立つ亀頭が撫でながら押し開いてくる。
「あう…ッ………や……あ! や、だめ……やめて……お願い……」
 叫ぶ間にも、蜜が蜜口からろとろと溢れ出る。
「やめるわけがない。あんな男に感じるよりこの俺に感じてもらわないと」
 リティシアは膣の入り口に入り込み、抽挿を始めているラディアスに腰をくねらせて抵抗の意思を見せるが、その扇情的にしなる肢体がかえってラディアスを興奮させているらしい。いっそう奥まで肉塊を打ちつけてきて、リティシアの膣堂を中から押し広げながら先端を蠢かす。
 小さな膣堂を突かれ掻き回されれば、リティシアの蜜壺はまたとろとろと蜜を流し、ラディアスの竿を、嚢宝をぐっしょりと濡らしていく。
 彼が中で亀頭を動かし、緩やかに、そして激しく抜き差しをくり返すたびに、大きな水音がぐちゅりとリティシアの耳を犯してくる。
「や……ねえ、……お願い……やめ……て。もう……花嫁は表面きだけでいいはずでしょう。こんな……ことはダメ……なの」


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